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他人の悩みと自分の悩みの「濃度」を計れない(「はかれる」ってこの感じであってるのか?)、という点で、ぼくは共感する能力が劣っている。
ぼくの悩んでいることはとても抽象的でくだらなく、役に立たないことばかりだ。働きたくない、とか、あの娘の笑顔が目の前にあったら嬉しいけどぼくにはその力がない、とか、情けない自分への苛立ち、とかその程度だ。大変アホらしく、悩んでいる途中でオナニーし始めて忘れちゃう程度の問題だ。
ぼくはこれまでその程度の悩みにしかお目にかかったことがない。
今もお風呂上がりだが、ドライヤーするのめんどくさい、とか、爪伸びたけど切るのかったるい、とかしか考えられない。
一方、みんなはもっと現実に即した、実践的な悩みを抱えているようで、彼氏とのセックスの頻度とか彼女の思わせぶりな態度とか親の期待と自分の希望のギャップとかバイトでミスしたとか。
生きている、って感じがする。そういう悩みの方が人間らしいし、文化的で、地球を回してる感じがある。
それでぼくはそんなように悩んだことがないから、そんな他人の悩みをどう捉えたらいいのかちっともわからない。
つかめない。
なんでぼくがそんなように悩めないのか、困惑する。悲しい。誰のこともわからなくなる、信じられない感じがする、自分のことも他人のことも。気持ち悪くなる。生きている気がしない。吐きそう。
それだけでなく、目の前にいない人の欲するものを推し量る能力にも欠けている。
たとえば電話で話していると、ぼくは相手の声だけではコミュニケーションが取れないので、ひどく混乱してしまう。相手が楽しんでいるのか、鬱陶しがっているのか、見当もつかない。
だから上手に返答できないで、泥中に落ち込んでゆくような惨めな気持ちになってくる。
生きている気がしない。気持ち悪い。吐きそう。死が目前に迫っているような暗闇の中に放り込まれたような絶望的な気分。
みんなどうやっているんですか。寝るしかないのか、そうなのか、やっぱりそうなのか…??
投稿者 ccpe8m | 返信 (1) | トラックバック (0)