川底 |
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この娘とセックスしてた日々があったんだと、写真を見ながら思った。
ぼくは生きていることに悩みすぎだ。
一秒一秒、死にたくてたまらない。
一瞬一瞬、自分のくだらなさに向き合わなければならないのは辛い。
しかもいつも結論が「無」なのは、誰の人生だって「無」なのだろうけど、その
事実にぼくは気が狂いそうだ。
この娘とセックスした日々があった。
あの日々にあの娘はぼくを抱きしめてくれた。包み込んでくれた。キスをしてくれた。ぼくたちはとろけあった。
でもいつもセックスをしていて、あの娘の大切な自由さを、知らぬ間にぼくは奪ってしまっていた。
今、あの娘はぼくという泥沼のような地獄から抜け出して、どこへでも行ける。
いろんなところに行ってるらしいし、素敵な笑顔でピースして写真に収まってる。
時折、連絡があってそんなことを知る。
ぼくは安堵する。
ぼくは責任を負わずにいられることに安堵する。
安心して自分のくだらなさを呪い、脳細胞の破壊されていく時間の流れ、エントロピーの増大に身を任す。
ぼくは深い混乱の中にいる。
投稿者 ccpe8m | 返信 (0) | トラックバック (0)