プロブレム溢れて |
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昨日はたくさんお酒を飲んだ。
いつもの四人でたくさん飲んだ。
今朝は気持ち悪くて少し吐いた。
それくらいにたくさん飲んで、楽しかった、疲れた、毎度のことだけどお腹を壊した。
もしかして今ぼくらは厄年なのか?
それくらいに四人ともプロブレムを抱えていた。
10代だった頃のぼくたち、心配しなくていいぞ、ぼくたちは恥ずかしながら恋愛で悩むんだ。
セックス、できるぞ。
思わぬ形ですることになるけど、まあまあ好きな女の子とセックスすることになるぞ。
キス、するぞ。
おっぱい、見れるぜ。
女の子の買い物に付き合って、「似合ってるよ」って言ったり、店員さんに「彼氏さんはこーゆうの好きですか?笑」とか言われちゃうぜ。
彼女へのプレゼントで、何日か悩んだりするぜ。
泣かれたり、しちゃうかもな、嬉し泣き? ケンカで? それはまあ、そうだ。
びっくりするくらい恥ずかしいセリフ、言っちゃうんだぜ、言われることもあるけどな。
でもそんななんやかやはすべて、プロブレム。
幸せなプロブレム? ううん、そうじゃない。
不安、焦燥、嫉妬、憤怒、悲嘆、悔恨。
すべてはバッド・プロブレム。
まるで決まってたかのように、愛情の過多、つまり溢れ出す感情が行き過ぎた行動を呼び起こし、拒絶される。
そしてぼくたちは同じようなことを思う。
のめり込んじゃダメだ、昔からそんなこと知ってたじゃないか、いかに真剣にならないか、それがおれの人生だったじゃないか、どうして女が相手になった途端マジになっちゃってんの、気持ち悪いなおれ。
四人が四人ともそうなっちゃってんのはビックリだ。
ほんと気持ち悪い。
セックス、したからってなんもなかった。
その先、どうしたらいいのかわかんなかった。
ねぇ、どうしよう。
おれたち、どうしよう。
拒否 |
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気にしてない。
気にしてないけど、価値観のずれを感じる。
価値観のずれはどこからやってくるのだろう。
生年、郷土、家庭、学校、
そういう「人生の始点」がひとりひとりの人生をグラデーションのように描き分けていく、んだと思う。
いわばすべての人間のすべての価値観はすべてずれている。
あ、価値観って言葉がフィットしてない。
ことばそのものに違和感。
なんだろう。
判断基準? プライオリティー? 好き嫌い?
どんな言葉にしても、なおさら不明瞭になっていく。
人生という線がすこしでも交わってしまった以上、なにかしらの反応は起こるよね。
それは苛立ちだった。
それは悩みだった。
それは苦しみだった。
しかし、それは楽しみだった。
それは笑いであった。
それは幸せだった。
だから、まあ、いいや。